中国「高い伝染性と病原性を併せ持つ株が現れる可能性は比較的低い」

2022-12-21 12:04:13  CRI

 

映画館を訪れた人々(中国広東省東莞市)

 中国疾病予防コントロールセンター(CCDC)ウイルス性疾患予防コントロール所の許文波所長は20日の記者会見で、「新型コロナウイルスの変異株オミクロンは、2021年11月の出現から今年12月18日までに、BA.1からBA.5までの5系統から709の亜系統に進化した」と説明しました。 

 許所長によりますと、オミクロン株による入院、死亡、重症の例はいずれも初期のデルタ株や他の変異株を大きく下回っています。これまでの700余りの亜系統では、重症化や死亡の顕著な増加は観察されていません。  

 許所長によりますと、人々はワクチンや自然感染によって一定程度の免疫を獲得しており、大衆を保護する力があります。オミクロンの変異はずっと続き、何らかの破壊的な組み換えが発生して完全な免疫の逃避が起きて初めて感染リスクが高まるが、その可能性は比較的低いため、全般的には、高い伝染性と病原性を併せ持つ株が出現する可能性は比較的低いとのことです。(雲、柳川) 

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