習総書記、統一ロシア党のメドベージェフ党首と会談

2022-12-21 19:40:14  CRI

 習近平中国共産党中央委員会総書記は北京市内の釣魚台国賓館で21日、中国共産党の招きに応じて訪中した統一ロシア党のメドベージェフ党首と会談しました。

 習総書記は「中国共産党第20回全国代表大会は、社会主義現代化強国を全面的に建設し、中国式現代化によって中華民族の偉大な復興を全面的に推し進めるという、中心の任務を明確にした」と説明し、「中国共産党と統一ロシア党は長期にわたって制度化された交流を展開し、中ロの政治的相互信頼を固め、両国の互恵協力を推進し、両国の戦略的協力を示す独特のルートとプラットフォームを展開し、新時代における中ロ関係が長期的かつ安定的に推移するための力強い支えになった」と述べました。

 習総書記は、「中ロ関係は過去10年間、国際的な変化の試練に耐え、一貫して健全で安定したハイレベルの発展を続けてきた」と指摘した上で、「中ロが新時代の全面的戦略協力パートナーシップを発展させることは、双方がそれぞれの国情に基づいて行った長期的な戦略的選択だ。中国はロシアと共に、新時代の中ロ関係を絶えず前進させ、グローバルガバナンスがより公正で合理的な方向に発展するよう共に推し進めていきたい」との考えを示しました。

 習総書記はウクライナ問題について、「関係各方面が理性と自制を保ち、全面的な対話を展開し、政治的手段を通じて安全保障分野の共通の懸念を解決することを希望する」と述べました。

 メドベージェフ氏は、「統一ロシア党と中国共産党の協力はロ中両国関係の重要な構成部分だ。両党関係は近年、高いレベルの発展を保ち、双方は幅広い交流と協力を展開してきた。統一ロシア党は中国共産党と国政運営の経験の交流を強化し、両国指導者が達成した重要な共通認識を着実に実行し、両国の経済貿易、エネルギー、農業などの分野での協力を積極的に推進し、外部から加えられるさまざまな圧力と不公正な措置に共に対抗し、ロシアと中国の全面的戦略協力パートナーシップの一層の発展を推進することを願う。ウクライナ危機には複雑な原因がある。ロシアは和平交渉を通じて直面する問題を解決することを願う」と述べました。(ヒガシ、鈴木)

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