国産ARJ 21旅客機、初の海外市場進出

2022-12-19 12:58:07  CRI

 12月18日、中国が独自に開発し、すべての知的財産権を持つローカル路線用ジェット旅客機「ARJ 21」が、インドネシア・トランスヌサ航空に正式に引き渡されました。中国のジェット旅客機の海外市場進出は、今回が初めてです。

 今回納入されたARJ 21機の座席数は95席、全エコノミークラスの仕様です。客室内装、旅客座席、外部塗装はすべて注文に応じてカスタマイズされたもので、客室の座席は皮製となっています。機体には、インドネシア国旗とトランスヌサ航空のロゴが描かれています。

 ARJ 21機の航続距離は2225~3700キロ。主に中心都市から周辺の中小都市へ向かう、放射線状の航路で運航されます。ARJ 21機は、2016年6月に商業運用を本格化して以来、現在までに100機近くが納入されており、300以上の航路で100以上の都市を結び、560万人を超える旅客を、安全に輸送し、その航空機の安全性と安定性が検証されています。(Mou、MN)

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