北京
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国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部ハイレベル会合が、カナダのモントリオールで現地時間17日に閉幕しました。COP15議長を務める中国生態環境部の黄潤秋部長が、閉幕式を主宰しました。参加各国は「ポスト2020年世界生物多様性枠組」の早急な実施を期待しています。
黄潤秋部長は、「この2日間のハイレベル会合での議論は非常に有意義で、実りある結果を得ることができた。習主席は、開会式のスピーチで、世界の生物多様性保護を推進するための『4つの主張』を打ち出した。これは、強い訴求力を持ち、世界の生物多様性対策に強い政治的原動力を与えた」と述べました。
黄部長はまた、「大会では124の締約メンバー、2つのオブザーバー国、64の組織・機関の計190の代表者の発言を聴取し、野心的で実用的にもバランスの取れた「ポスト2020年世界生物多様性枠組」の策定に向け、知恵と力を提供した。各方面からは、『枠組み』の早期実施を強く望む声が上がった」と述べました。(オウギ、MN)