中国初の深水科学調査専用埠頭が正式オープン

2022-12-18 15:32:45  CRI

 中国の多機能新型科学調査船「海洋地質2号」が18日、中国地質調査局広州海洋地質調査局科学調査埠頭に接岸しました。これは、中国初の深水科学調査埠頭かつ中国最大規模の科学調査専用埠頭の正式なオープンであり、これにより中国深海探査基地の保障能力はさらに向上しました。

 広州市南沙区竜穴島の北東角に位置するこの埠頭は、敷地面積約300ムー(約20万平方メートル)、岸壁の長さ1000メートル、科学調査船用の5つのバースが建設され、全長は700メートル、陸上部の面積は約1.2万平方メートルとなっています。

 埠頭は、支航路を通じて広州港のメイン航路とつながり、船舶の寄港、航行準備・補給、指揮・調整、修理・メンテナンスなどの機能を備えています。また、科学調査船寄港時の水と電力の世界の使用基準を満たし、200年に1度の洪水に備える能力を有し、中国の海洋科学調査協力と深海科学技術革新を支える重要な施設となっています。(オウギ、MN)

ラジオ番組
KANKAN特集