北京
PM2.577
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このほど、中国南部の福建省莆田市にある木蘭渓流域における考古学研究で重要な発見がありました。これまでこの地域で発見された先史時代の遺跡26カ所のうち、これは初めて発見された山辺旧石器時代末期の遺跡で、この地で人類が生存、活動をしていた歴史を少なくとも2万年前にまで繰り上げたことになります。
また、青銅器は一般的に北方地域の考古学的発掘でよく発見されるものですが、今回、木蘭渓流域で3500年〜3300年前の青銅器4件が発見されました。これは福建省の沿海地域で行われていた南北の文化交流を研究するにおいて、重要な手がかりになると見られています。(殷・MI)