中国9割超、世界5割超の携帯電話 北斗の信号に対応

2022-12-15 21:56:08  CRI

 中国の北斗衛星ナビゲーションシステムのチーム設計者である郭樹人研究員は15日、現在、中国国内で90%以上、世界50%以上の携帯電話が北斗システムの信号に対応しており、北斗システムに基づく応用サービスや関連製品が120以上の国と地区に進出していることを明らかにしました。

 また、中国工程院は15日、2022年世界工程ハイエンド・グローバル十大工程成果を発表しました。その中には北斗衛星ナビゲーションシステム、嫦娥月探査プロジェクト、新型コロナウイルスワクチンの研究開発と応用、香港・珠海・マカオ大橋、復興号高速列車車両、次世代電動自動車などが選ばれました。

 郭研究員は「北斗、中国のソリューションによる中国の名刺」と題する報告を行い、「2020年10月中旬、アップル社のiphone12が北斗の信号に対応するようになり、北斗衛星ナビゲーションシステムはすべての移動設備の機種をカバーした。いま、北斗2号と北斗3号の計45の衛星が軌道上でサービスを提供している」と紹介しました。

 また、北斗衛星ナビゲーションシステムの建設と発展の段階では、中国は自主開発した500余りの宇宙探査機や宇宙飛行機のコア部品の100%国産化を実現し、北斗関連部品は国内の他の宇宙探査機や宇宙飛行機の開発利用に19万点以上提供しているということです。(Lin、CK)

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