中国山水プロジェクト、国連初の「世界回復フラッグシップ」に入選

2022-12-14 23:29:37  CRI

 国連は13日、カナダのモントリオールで開催中の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部ハイレベル会議で、中国の山、川、森林、農地、湖、草原などからなる生命共同体理念を表す「中国山水プロジェクト」が、国連による初めての「世界回復フラッグシップ」の10プロジェクトの一つに選ばれたことを明らかにしました。

 「世界回復フラッグシップ」は、国連環境計画(UNEP)と国連食糧農業機関(FAO)、複数の国際組織により共同で選定されたものです。今回選出された10のフラッグシップは、総面積6800万ヘクタールを超える土地の生態系を回復し、それによって約1500万人分の雇用が創出されることを目指しています。選定されたプロジェクトには、国連からプロモーションやアドバイス、資金援助が受けられるということです。

 中国の第13次五カ年計画(2016年~2020年)の期間中、「中国山水プロジェクト」により、350万ヘクタール以上の土地の生態系が保護、回復されました。中国は、2030年までに1000万ヘクタールの自然生態系の回復を目標としています。(鵬・MI)

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