中国とサウジの若者の友好使者増加に期待=外交部

2022-12-09 19:51:16  CRI

 

 外交部の毛寧報道官は9日の定例記者会見で、「中国とサウジアラビアの人的・文化的交流が深まるにつれ、今後は相手国の文化を理解し、中国とサウジアラビアの友好の使者となる若者が増えていくだろう」と述べました。

 報道によりますと、サウジアラビアの100人以上の若い中国語学習者や中国語愛好家が最近、習近平主席に手紙を送り、中国語学習を通じて実感したことや覚えたことを紹介した上で、中国のことをもっと深く知りたいとの願いを伝えました。

 これに関する記者からの質問に対し、毛報道官は、「習主席はこれらサウジアラビアの若者たちに返信し、互いの言語を学び、歴史や文化を知ることは、両国の国民同士の相互理解と親近感を育むことに役立つと示した」と答えました。

 そのうえで、「中国とサウジアラビアとの交流は2000年余りの歴史があり、互いに足りないものを補い合い、革新を啓発し、思想をぶつけ合わせ、東西が融合し、学び合うすばらしい歴史物語を綴ってきた。近年、中国とサウジアラビアの包括的戦略パートナーシップが急速に発展し、各分野の交流・協力は絶えず拡大しており、サウジアラビア国民の間で、中国語を学び、中国を理解しようとする意欲が高まっている。これらの中国語愛好家は中国とサウジアラビア間の文明交流の未来そのものである」と述べました。

 毛報道官によりますと、現在、中国語はサウジアラビアの国民教育システムに組み込まれて、またサウジアラビアの9大学で中国語および関連専攻が設けられており、8校の小中学校が中国語を選択科目に指定しており、中国でも40以上の大学がアラビア語専攻を設けているということです。(Yan・MI)

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