中国共産党中央が党外人士座談会を開催、経済活動に対する意見と提案を聴取

2022-12-07 19:11:21  CRI

 中国共産党中央は2日、北京市内の中南海で党外人士座談会を開き、今年の経済情勢と来年の経済活動について民主諸党派中央と全国工商業連合会の責任者や、無党派人士代表の意見と提案を聴取しました。座談会を主宰した中国共産党中央委員会の習近平総書記は、重要な談話を発表しました。

 習総書記は談話の中で「来年は中国共産党第20回全国代表大会の精神の全面的な貫徹と実現をするスタートの年だ。経済活動は安定を第一にして、安定しつつ前進を求めることを堅持せねばならない。新しい発展理念を全面的に貫徹し、新型コロナ感染症の予防・抑制と経済社会の発展をよりよく統合し、発展と安全をよりよく統合し、引き続き積極的な財政政策と穏健な通貨政策を実施し、各種政策の協調と協力を強化し、市場の信頼を高め、内需拡大戦略の実施とサプライチェーンの構造改革の深化を結びつけ、経済運営の全体的な好転を推し進めるべきだ」と強調しました。

 座談会では、中国国民党革命委員会の万鄂湘主席、中国民主同盟中央委員会の丁仲礼主席、全国工商連合会の高雲龍主席、さらに無党派人士を代表して朱彤氏が相次いで発言しました。発言者は、中国共産党中央の当面の中国の経済情勢についての分析と判断、そして来年の経済活動に関する計画などに完全に賛同しました。また、長江・黄河流域の南北方向の協同発展の推進、基礎技術の研究開発能力の向上、科学技術人材の引付強化、グリーン低炭素発展の推進、民間投資の積極性の引き出しと保護、プラットフォーム経済の税収ガバナンスの完備、住民の消費意欲の向上、感染予防・抑制措置の最適化、両岸の融合発展の深化などについて意見や提案を示しました。

 習総書記は党外人士の発言を真剣に聴取した上で「現在の経済情勢を検討・判断し、来年の経済活動を立派に遂行する上で多くの建設的な意見と提案が出された。我々は真剣に検討し、積極的に取り入れていく」などとする、重要な談話を発表しました。(非、鈴木)

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