北京
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福建省安渓県(あんけいけん)は千年の歴史を持つ古い茶の郷で、世界銘茶である鉄観音(てっかんのん)の発祥地でもあります。
15世紀から、安渓の茶農家は10数の工程を含む特有の「半発酵」製法で鉄観音や「ウーロン茶」という全く新しい種類を生み出しました。安渓鉄観音(あんけいてっかんのん)は毎年9~10月の間に出荷の最盛期を迎えます。この時の鉄観音は「一葉の芳華」といわれるほど芳純なことで知られています。
鉄観音の制作技法は2008年、国家級無形文化遺産リストに登録されました。また、「安渓鉄観音茶文化システム」は今年5月、国連食糧農業機関(FAO)に世界重要農業文化遺産として正式に認定されました。(張、CK)