中国各地でコロナ撲滅措置の最適化図る

2022-12-01 16:40:36  CRI

 中国各地では今、新型コロナ感染症流行の状況の変化と実際の状況を勘案して予防・抑制措置の調整と最適化を図り、科学的で正確な予防・抑制能力の向上を目指し続けています。

  11月30日、広州市の多くの区は相次いで、感染症対策により行われていた一時的な地域封鎖を解除する通達を出しました。高リスク区域に指定された区画・建物を除き、その他の区域は低リスク区域として、あるいは常態化予防・抑制措置に基づいた管理を行うということです。同時に、各地は封鎖管理を行う上で「迅速な封鎖・迅速な解除、条件を満たした区域の封鎖は極力速やかに解除」という要求を積極的に実行し、コロナが経済・社会の発展と大衆の生産活動・生活に与える影響を軽減するよう努めています。

 PCR検査に関しては、広州市、重慶市、深セン市などはいずれもさらなる最適化を図り、検査範囲を必要な区域と分野に絞って、感染リスクが高い職場と注意を要する人にのみ検査を行い、行政区域ごとの全員検査は行わないことを強調しています。北京市も11月30日から全域で、長期在宅の高齢者および在宅勤務者と学生、乳幼児など、社会的な活動をしていない人については、外出の必要がなければ、コミュニティのPCR検査から除外する措置を打ち出しました。

 濃厚接触者に対する措置について、広州市や深セン市などは、「濃厚接触者には原則的に集中的な隔離観察を実施し、在宅隔離の条件を満たす濃厚接触者については在宅隔離を実施する」方式を採っています。(怡康、坂下)

ラジオ番組
KANKAN特集