中国は世界各国と協力を深めチャンスを共有したい=外交部

2022-11-28 20:23:59  CRI

 ドイツのベーアボック外相は先日、『南ドイツ新聞』(Süddeutsche Zeitung)のイベント「欧州経済の夜」で、77カ国グループ(G77)プラス中国に関する講演を行いました。これを受け、中国外交部の趙立堅報道官は28日の定例記者会見で、ドイツ側当局者の発言が事実と合致しないとの見解を示しました。

 まず、中国はG77のメンバーではありません。中国は最大の発展途上国として、常に発展途上国の側に立ち、発展途上国の共通利益を断固として守り、互恵・ウィンウィンの実現に務めており、一部の国のように発展途上国に圧力をかけることで、私利をかすめ取るようなことはしません。

 また、中国は空港、港、電気通信などの分野を開放しています。中国情報通信研究院が発表した報告書によりますと、2020年6月までに、中国に認可されている外国の電気投資通信企業は266社に達しています。中国は去年、民間航空の外資参入政策をネガティブリストモデルに調整しました。

 趙報道官は「ベーアボック氏が言及した対中依存は偽りの命題だ。協力は従来、互恵的であり、依存は相互的であったからだ。中国は改革開放から40年余りにわたり開放領域を拡大し続けており、外国投資家に市場化、法治化、国際化のビジネス環境を提供することに取り組んでいる。われわれは世界各国とさらに協力を深め、チャンスを共有していきたい」と指摘しました。(張、CK)

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