国家宇宙局 中国深宇宙探査任務計画を発表

2022-11-27 13:48:00  CRI

 中国国家宇宙局はこのほど、中国の深宇宙探査任務の計画を発表しました。それによりますと、第4期月探査プロジェクトでは、月科学研究ステーションの基礎建設を終えるほか、火星のサンプル採取やその他の惑星探査なども行うということです。

 国家宇宙局によりますと、第4期月探査プロジェクトでは月探査機「嫦娥6号」、「嫦娥7号」、「嫦娥8号」の任務が予定されており、そのうち、「嫦娥6号」は2025年頃に打ち上げられ、月の裏側でのサンプル採取後、地球に帰還する計画です。また、「嫦娥7号」は月の南極に着陸し、飛行探査を行う予定です。そして、「嫦娥8号」は「嫦娥7号」と共に月科学研究ステーションの基礎の建設が行われる予定です。

 国家宇宙局では、向こう10〜15年の間に火星のサンプル採取や小惑星のサンプル採取を行い、木星や天王星などの惑星探査も行うことを明らかにしました。さらに、中国の宇宙探査機は太陽系の境界あたりまで飛行し、科学探査を行う予定です。(Lin・MI)

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