南アジア諸国と共に発展と進歩の実現を望む=外交部

2022-11-22 19:20:42  CRI

 外交部の趙立堅報道官は22日の定例記者会見で、「中国は南アジア諸国と質の高い『一帯一路』共同建設を実行し、グローバル発展イニシアチブとグローバル安全保障イニシアチブの着実な実施を推し進め、共に発展と進歩を実現していきたい」と表明しました。

 11月19日から22日にかけて、雲南省昆明市で第6回中国-南アジア博覧会がオンラインとオフラインを組み合わせた形で成功裏に開催されました。趙報道官は関連の質問に答えた際、「同博覧会は中国と南アジア諸国が多国間外交、経済貿易協力、人文交流を展開する重要な場である。今回の博覧会では『新たなチャンスを共有し、新たな発展を共に図る』をテーマとし、80の国と地域及び国際機関の代表、30社余りの国内政府機関、国内外トップ500社中の64社が出展した。各方面の集中契約投資額は4000億元(約560億ドル)を超え、会場外契約の投資額は2000億元(約280億ドル)以上に達した」と紹介しました。

 趙報道官はさらに、「中国と南アジア諸国は互いに友好的な隣国であり、発展のパートナーでもある。いくつか例を挙げると、2021年の中国と南アジア諸国との貿易額は1875億ドルに達し、2019年の新型コロナ感染症前よりも500億ドル以上上回り、10年前の2倍近くになった。そのうち、中国とインドの貿易額は、今年1〜9月で1036億ドルに達し、前年同期比14.6%増加した。中国・パキスタン経済回廊、中国・スリランカのコロンボ港、ハンバントタ港などの相互接続プロジェクトの協力が着実に推進されている。双方の人文交流は継続的に拡大している」と述べました。(RYU、HK)

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