2022年北京市報酬ビッグデータ報告が発表 各業界の賃金水準は全体的に上昇

2022-11-22 12:34:09  CRI

 北京市人的資源・社会保障局はこのほど、「2022年北京市人的資源市場報酬ビッグデータ報告」を発表しました。それによりますと、企業の操業再開に伴い、2021年の北京市の各業界の賃金水準は2020年より全体的に上昇傾向を呈し、中でも新型コロナウイルスの影響を大きく受けた宿泊、飲食、文化、スポーツ、エンターテインメント、卸売、小売が持続的に回復していることが分かりました。 

北京2021年業界報酬ランキングが発表、通貨金融サービス業界がトップ

 報酬の中央値をみると、2021年の業界報酬の上位5位は通貨金融サービス(29万3600元、約582万円)、資本市場サービス(28万8300元、約571万円)、インターネットと関連サービス(24万5700元、約486万円)、メディア・出版業(20万2400元、約401万円)、保険業(19万2200元、約380万円)でした。全体的に言えば、金融、デジタル経済、サービス業などの産業は強い報酬競争力を持っているということです。

 また、高級管理職のうち、報酬中央値の上位3位の産業は金融、知能/ハイエンド製造、デジタル経済で、それぞれ59万7600元(約1184万円)、55万3300元(約1096万円)、53万4400元(約1058万円)でした。また、高級技術者の報酬中央値の上位3位の産業は金融、ソフトウェア・情報サービス業、知能/ハイエンド製造で、それぞれ30万5100元(約604万円)、28万9900元(約574万円)、28万9200元(約573万円)でした。(閣、藤井) 

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