国産大型旅客機C919、成都路線で初飛行

2022-11-18 12:07:35  CRI

  このほど中国国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で飛行ショーを終えた国産大型旅客機C919(B-001F)が17日午前11時7分、上海浦東国際空港から成都双流国際空港に向けて離陸し、午後2時22分、3時間15分の空中飛行を経て同空港に無事着陸しました。今回はC919にとって初の成都路線の飛行となります。

 中国商用飛行機有限責任公司大型機モデル産業パークは2020年、成都市双流区に設置されました。C919の客室コア制御システム、情報システム、機内エンターテインメントシステムなどはいずれも「成都製」です。

 C919は2022年9月、すべての耐空性検定作業を終えた後、中国民用航空局が発行する型番合格証を取得し、初の機体が今年12月に東方航空に引き渡される見通しです。

 C919は中国が国際民間航空規則に基づき自ら開発した、独自の知的財産権を持つ大型民間用ジェット機で、中国商用飛行機有限責任公司が開発しました。短距離から中距離までの航路向けに設計されたもので、単通路150席級で、標準装備は168席、最大190席を設けられます。(ヒガシ、野谷)

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