ジャカルタ・バンドン高速鉄道は「一帯一路」共同建設の旗艦プロジェクト=外交部

2022-11-17 19:40:52  CRI

 16日夜、習近平国家主席はジョコ大統領と共にジャカルタ・バンドン高速鉄道の試験運行を見守りました。外交部の毛寧報道官は17日の定例記者会見で、習主席のインドネシアでの日程が非常にタイトでありながら、この日程を手配したことについて、記者から質問を受けました。

 質問に対し、毛報道官は「ジャカルタ・バンドン高速鉄道は両国元首が自ら推進した中国とインドネシアの『一帯一路』共同建設の旗艦プロジェクトである」と述べたうえで、ジャカルタ・バンドン高速鉄道が中国の高速鉄道として初めて全システム・全要素・全産業チェーンを海外で建設するプロジェクトであり、インドネシアと東南アジアで初となる高速鉄道であると説明しました。また、習主席は2013年にインドネシアを訪問した際、「21世紀海上シルクロード」の共同建設を提唱しました。毛報道官は、来年、「一帯一路」イニシアチブが10周年を迎えることを踏まえ、「ジャカルタ・バンドン高速鉄道が間もなく開通することは、中国とインドネシアの『一帯一路』共同建設が重要な収穫期に入ったことを示し、一里塚的な意義を持つ」と紹介しました。

 毛報道官によりますと、ジャカルタ・バンドン高速鉄道の開通後、ジャカルタとバンドン間の移動時間は3時間余りから40分に短縮され、現地の社会・経済の発展が促進され、地域の相互接続のレベルが高められるということです。毛報道官はまた、このほど、インドネシアで「ジャバンの歌」というラップがネットで人気を博していることを受け、「これはインドネシアの人々がジャカルタ・バンドン高速鉄道の完成と開通を切望していることを反映している」と指摘しました。(RYU、CK)

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