ジャカルタ・バンドン高速鉄道、試験運行に成功 

2022-11-17 14:07:31  CRI

 中国鉄路が開発・製造した高速鉄道総合検測列車による、ジャカルタ・バンドン高速鉄道区間の線路に対する全面的検査が16日に行われました。各指標・パラメータはいずれも良好で、中国とインドネシアの共同建設によるジャカルタ・バンドン高速鉄道の初の試験運行が成功したことを示しています。 

 今回の試験運行では主に、高速鉄道総合検測列車による路盤、軌道、通信、信号、けん引給電などのシステムに対する全面的検査が行われました。検測列車は、中国の成熟した高速鉄道インフラ総合検査技術を応用し、インドネシア現地の運行環境と結び付け、中国標準を採用して設計・製造されたもので、最高検査時速は385キロ。試験運行の結果は、同区間の工程が設計上の要求を完全に満たし、後続の工程の建設と開通・運営のための堅実な基盤を固めたことを示しています。 

 現在、中国・インドネシアの鉄道建設者の共同努力により、ジャカルタ・バンドン高速鉄道の工事は順調に進み、全線13本のトンネルはすべて貫通し、本線のレール敷設が順次進められています。 

 インドネシアの首都ジャカルタと観光名所バンドンを結ぶジャカルタ・バンドン高速鉄道は全長142.3キロで、2018年6月に全面着工しました。完成すれば、ジャカルタ・バンドン間の移動時間は現在の3時間強から40分に短縮されます。(Yan、柳川)

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