習近平主席、アルバニージー豪首相と会談=バリ島

2022-11-15 21:40:22  CRI

 現地時間11月15日午後、習近平主席はバリ島でオーストラリアのアルバニージー首相と会談しました。

 習主席は、「中豪関係はかつて長きにわたり、中国と先進国との関係の先を走っていた。これは、双方が大切にすべきことだ。ここ数年間、中豪関係は困難に直面しているが、これは望ましいことではない。中豪両国は共にアジア太平洋地域の重要な国として、その関係を改善、維持、発展させるべきである。これは両国人民の根本的利益に合致するだけでなく、アジア太平洋地域と世界の平和と発展の促進にも資するものだ」と述べました。

 習主席はさらに、「今年は中豪国交樹立50周年にあたる。両国関係が成熟し、安定するためには、まず互いの相違点と食い違いを正しく認識することが必要だ。違いを乗り越え、互いに尊重し、互恵・ウィンウィンの関係を実現することは、両国関係の安定した発展を実現するカギとなる。中豪間には根本的な利害対立はなく、両国人民の伝統的な友情、高度に相互補完する経済構造、国連憲章の趣旨と原則を守るための共通の志がある。中国は、豪州が最近示した両国関係の改善と発展の意思を重視している。双方は経験と教訓を総括し、両国関係を正しい軌道に戻し、持続的に前進させる方法を検討すべきだ。双方の経済貿易協力のポテンシャルは大きい。豪州に対し、中国企業が豪州で投資・経営するために良好なビジネス環境を提供することを希望する」と強調しました。

 アルバニージー首相は、「豪中の包括的戦略的パートナーシップは双方の共通利益に合致する。豪州は豪中国交樹立当初の精神を守り、相互尊重、平等協力の精神に基づき、中国と共に努力し、建設的で率直な対話とコミュニケーションを通じて、互いの相違を縮めたいと考えている。豪中関係の安定的な発展を推進し、気候変動や経済貿易などの重要課題に関する協力をさらに展開していきたい」と示しました。(Yan、MN)

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