パキスタンのシャリフ首相、「中国共産党第20回全国代表大会は『継続性と持続可能性』のシグナルを発信」

2022-11-14 13:29:58  CRI

 パキスタンのシャバズ・シャリフ首相はこのほど、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じました。

 シャリフ首相は中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)で提起された中国式現代化の道という概念について、「第20回党大会は、継続性と持続可能性という強力かつ明確なメッセージを発信した。『一帯一路』イニシアチブは相互協力と全世界人民の進歩と繁栄を強調している。中国と中国の隣国だけでなく、ユーラシア大陸、アフリカ、南アジア、ラテンアメリカ、そして東アジアにも関わるものだ」と述べました。 

 現在、一部の国は「中国脅威論」を言いふらし、同盟関係を強化しつづけて、貿易、軍事、技術などの分野において中国の台頭を抑制し続けています。シャリフ首相は同点について、「中国および習近平主席が掲げたグローバル化の理念とは、各国の融和であり、発展と進歩だ。中国を封じ込めようとする一部の国の政策は哀れであり、かつ間違っている。彼らは永遠に中国を封じ込めることができない。世界の発展は中国なしでは成り立たないし、その逆も同様である。中国が提供しているのは平和発展である」と述べました。 

 「一帯一路」は「債務の罠」をもたらす、中国版の「新植民地主義」だという言い方について、シャリフ首相は「こうした論評は全く不公平だ」と指摘した上で、「『一帯一路』イニシアチブが人々にもたらすものは調和と平和、発展である。いわゆる『アメとムチ』の政策ではない。『ムチ』はいったいどこにあるのか、と尋ねたい。どうして『植民地主義』と呼ぶのか。真の植民地主義とは往時の砲艦外交だ。一方の『一帯一路』イニシアチブは経済融合と包括的パートナーシップだ。両者には天と地のような違いがある」と指摘しました。(ZHL、鈴木)

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