国家衛生健康委員会、全国で和痛分娩を推奨

2022-11-11 12:41:15  CRI

 

 国家衛生健康委員会が明らかにしたところによりますと、中国の和痛分娩試行事業が良好な成果を収めました。2018年以降、全国で912の病院が試行に参加し、和痛分娩の実施率が顕著に向上し、関連政策がさらに整備され、産婦と医療関係者の満足度も高いということです。 

 統計によりますと、試行病院では硬膜外麻酔による和痛分娩の実施率は、2017年の27.52%から2020年には53.21%に上昇しました。和痛分娩の実施率が40%以上の試行病院は496、50%以上の試行病院は381、60%以上の試行病院は248に達しています。

 近年、各地政府は相次いで関連政策を制定し、和痛分娩を推奨しています。上海市、広西チワン族自治区、貴州省などでは和痛分娩の特別料金が医療保険の対象となりました。 

 調査によりますと、和痛分娩により痛みが大幅に緩和したと答えた産婦が94.57%、産後の体力回復に満足していると答えた産婦が93.57%となっています。 

 和痛分娩の試行作業には依然として料金基準が統一されていない、スタッフが不足しているなどの問題があります。国家衛生健康委員会は、政策措置をさらに充実させ、全国で継続的に和痛分娩を推奨していくとしています。(ZHL、田口)

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