米国は中国に歩み寄り、食い違いを適切にコントロールすべき=外交部

2022-11-10 19:04:46  CRI

 中米両国の元首がバリ島で会合を行うべきだとの米国側の言論について、中国外交部の趙立堅報道官は10日北京で開かれた定例記者会見で、「両国元首は今、さまざまな形で常に連絡を取っている。中国側はバリ島での首脳会合開催という米国側の要望を重視しており、現在双方はこの件について調整を行っている」と語りました。

 また、趙報道官は「台湾問題は中国にとって核心中の核心である。『一つの中国』の原則は中米関係の政治的基礎の基礎であり、中米間の三つの共同コミュニケは中米関係を守る最も重要な政治文書である。現在、米国側がすべきことは、『一つの中国』の原則を空洞化したり歪曲したりすることをやめ、他国の主権と領土保全を尊重し、内政に干渉しないという国際関係の基本準則を厳守し、中米間の三つの共同コミュニケと『一つの中国』の原則に立ち戻ることだ」と指摘しました。さらに、「中米の経済・貿易関係の本質は互恵とウィンウィンである。米国は経済・貿易問題の政治化、道具化、イデオロギー化をやめ、実際の行動をもって市場経済のルールおよび国際貿易体系を維持しなければならない。そして、意見の食い違いを適切にコントロールし、互恵協力を推進し、誤解や誤った判断を避け、中米関係を健全で安定した発展という正しい軌道に戻すよう努力することを期待している」との考えを示しました。(非、謙)

ラジオ番組
KANKAN特集