中国共産党中央政治局常務委員会が新型コロナ予防・抑制報告を聴取 習総書記が会議を主宰

2022-11-10 21:06:15  CRI

 中国共産党中央政治局常務委員会は10日に会議を開き、新型コロナウイルス感染症の予防・抑制に関する報告を聴取し、予防・抑制を最適化するための20の措置について議論し計画を講じました。習近平総書記が会議を主宰し、重要な談話を発表しました。

 会議では、「新型コロナウイルスは現在も変異を続け、世界的な流行が継続しており、国内では散発的な発生が続いている。中国は人口が多いため、身体機能の脆弱な人の数も多い。また、地域の発展が不均衡になっており、医療資源の総量は不足し、一部地域では依然として感染症が一定の規模で発生している。ウイルスの変異と、冬から春にかけての気候的な影響を受けて、新型コロナの感染範囲と規模はさらに拡大する恐れがあり、予防・抑制の取り組みは依然として厳しい状況に直面する。科学的で的確な対策を心がける必要がある」との方針が確認されました。

 会議ではまた、「新型コロナに対する中国共産党中央の方策と計画を完全、正確かつ全面的に貫徹し、人民と生命を第一に置くという原則、『国外からの進入を防止し、国内での再発を防止する』という方策、そして『動的ゼロコロナ』の方針を固く守っていくこと」や、「新型コロナの予防・抑制、経済の安定、安全な発展といった目標に向けて、感染症対策と経済成長を効率的かつ統一的に計画し、人民の生命の安全と健康を最大限に保護し、感染症が経済成長に与える影響を最小限に抑えること」などが強調されました。(閣、謙)

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