中国国産大型旅客機C919が1度に300機受注

2022-11-09 13:18:34  CRI

 航空機製造会社の中国商用飛機(Comac)と航空機リース会社7社は8日に開幕した第14回中国国際航空航天博覧会(珠海エアショー)で、中国初の国産大型旅客機C 919の300機、医療救護機の中国初の国産リージョナルジェット機ARJ21の30機の発注確認を行いました。同件はComacにとって、1度の受注として設立後、最大規模のものでした。

中国初の国産大型旅客機C919

 博覧会初日の8日、Comacと国銀金租、工銀金租、建信金租、招銀金租、浦銀租賃、蘇銀金租のリース会社7社との上記契約が成立しました。  

 C919の受注はこれまでに、中国国内の航空会社や、リース会社28社によるもので815機に達していました。 

 C919はそれ以外にも、ドイツとタイの航空会社、米国の複合企業大手ゼネラル・エレクトリックGE傘下の航空機リース事業部門のGEキャピタル・アビエーション・サービシズ(GECAS)から受注されています。

 中国が自主開発したC 919は中国が知的財産権を持つ幹線用ジェット旅客機です。同機は座席数が158~168座席で、航続距離は4075~5555キロであり、国際航空市場で最も多く用いられているエアバス320やボーイング737型機と同じクラスに分類されます。C919は2022年9月に耐空性検定を終え、中国民用航空局が発行する型式証明を取得しています。(殷、鈴木)

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