中国は今後も高い水準の対外開放を推進=外交部

2022-11-07 18:43:09  CRI

 外交部の趙立堅報道官は7日の定例記者会見で、「中国は今後も高い水準の対外開放を推進していく」と指摘しました。

 HSBCホールディングスは6日、調査報告書『海外企業が見る中国2022:RCEPの新たなチャンスを共有する』を発表しました。それによると、調査対象となった海外企業の8割以上が、今後1年間の中国ビジネスの成長を見込んでおり、地域的な包括的経済連携(RCEP)加盟国の調査対象企業の93%が、対中貿易の拡大を期待しているということです。

 趙報道官は、「この調査は、9つのRCEP加盟国と7つの主要な世界経済体をカバーする、世界16の主要市場の約3400社を対象としたものだ」と説明した上で、「中国は現在、より積極的な開放戦略を実行している。今後も世界に向けたハイレベルの自由貿易区ネットワークの構築を進め、より広範囲、より広い分野、より深いレベルの対外開放構造を形成していく」と強調しました。さらに、「今年1~8月の中国とRCEP加盟国との貿易額は8兆3200億元(約168兆8960億円)に達し、中国の対外貿易総額の3分の1近くを占めた。中国は今後も高い水準の対外開放を推進し、各国企業が中国に投資・進出する際の利便性を高め、貿易と投資の自由化・円滑化を推進していく」と述べました。(張、MN)

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