『サイバー空間における運命共同体の共同構築』白書を発表=中国

2022-11-07 18:59:13  CRI

 国務院報道弁公室は7日、『サイバー空間における運命共同体の共同構築』と題する白書を発表しました。国家インターネット情報弁公室の関係者は同日の記者会見で、「世界各国は多様な文明を持っている。それぞれが自国に適したインターネットの発展と管理の道を見出すべきであり、必ず見つけることができると信じている。中国は一貫してネット主権を尊重しており、各国が自主的にネット発展の道、ネット管理モデル、インターネット公共政策を選択し、世界のサイバー空間のガバナンスに平等に参与する権利を主張している」と述べました。

 約2万4千字からなるこの白書は、中国共産党第18回全国代表大会以降の中国のインターネット発展とガバナンスの実践の成果を全面的に紹介したもので、サイバー空間における国際交流と協力を強化し、サイバー空間運命共同体の構築を推進するための理念、行動、貢献を紹介し、より緊密なサイバー空間運命共同体の構築という中国の提言を打ち出しています。

 国家インターネット情報弁公室の曹淑敏副主任は記者会見で、「すべての国は大小、強弱、貧富を問わず、国際的なルールと秩序の構築に平等に参与する権利を持っている。サイバー空間の将来の発展は、各国の国民が共同で管理するべきであり、発展に有利な国際環境を共同で構築し、グローバル発展のための新たな原動力を共同で育成すべきだ。これは、中国の一貫した主張である」と述べました。

 また、白書はサイバー空間の発展、ガバナンス、セキュリティ、協力などの面から、より緊密なサイバー空間運命共同体を構築するという中国の主張を説明しています。これに対し、曹副主任は、「中国のインターネット発展とガバナンスの実践は、サイバー空間における運命共同体の構築のため、その経験を探求し、知恵と解決策を提供してきた。世界各国は多様な文明を持っている。それぞれが自国に適したインターネットの発展と管理の道を見出すべきであり、必ず見つけることができると信じている」と表明しました。(ミン・イヒョウ、MN)

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