実験モジュール「夢天」、打ち上げ準備万全

2022-10-31 12:09:01  CRI

 中国の宇宙ステーションを構成する第3のモジュールである、実験モジュール「夢天」の打ち上げに向けた準備は万全です。有人宇宙船「神舟14号」の乗組員は地上の研究者と協力して関連する訓練を進めると同時に、飛行制御チームも宇宙ステーションの結合体に対する位置や角度などの調整作業を行いました。今回の準備作業は「天」と「地」が協力する形で完成しました。

 中国の宇宙ステーションにとって、今回の「夢天」とのドッキングは、宇宙飛行士が軌道滞在期間中に行われる2回目のドッキングです。ミッションを実行するに当たり、地上の研究者は「神舟14号」の3人の乗組員と「天と地の意思疎通」を行いました。

 実験モジュール「問天」を迎え入れた3人の宇宙飛行士は今後、「夢天」や宇宙貨物船「天舟5号」、有人宇宙船「神舟15号」などを受け入れ、大量の応用実験装置やサンプル材料、備蓄用品などを搬入します。3人は、「夢天」を迎え入れるに当たり、物資管理システムを通じて宇宙ステーション内を整理整頓し、後続のミッションの順調な進行に備えています。(朱、柳川)

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