ノーベル賞学者 「将来の中国は世界の発展に良い方策を提供できる」

2022-10-31 16:50:00  CRI

 11月6日に上海で開催される「第5回世界トップ科学者フォーラム(WLF)」に関連して10月30日、「少年・才能・永続」を巡る科学会議が開催されました。

 会議では、2013年のノーベル化学賞受賞者で世界トップ科学者協会(WLA)の副理事長でもあるマイケル・レヴィット教授、1994年フィールズ賞受賞者で米国科学アカデミー会員のエフィム・ゼルマノフ教授、中国科学院院士で復旦大学オプトエレクトロニクス研究院院長の褚君浩教授らがオンラインとオフラインの方式で学生と交流を行いました。

写真1、講演中のマイケル・レヴィット教授

 レヴィット教授は「科学のすべては疑問に端を発する。疑問が生じたならば、必ず価値がある。不確実性は科学の特性の一つであり、予想を超えた科学は良い科学だ。現在の中国は科学の発展に非常に有利な土壌を提供している。中国の科学は将来に数多くの飛躍を実現するに違いない。忍耐力と開放的な心理状態を保っていけば、将来の中国は必ずや、世界の発展に良い方策を提供できる」との見方を披露しました。

写真2、学生と交流する褚君浩教授

 褚教授は火星探査や量子科学衛星における赤外線センシングの応用など先端技術の自国開発に向けて中国の科学者が払ってきた努力を紹介しました。(ジョウ、鈴木)

ラジオ番組
KANKAN特集