北京
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中国中部の湖北省宜昌市ではこのほど、中国の石油大手の中国石油化工(シノペック)宜昌支社と中国国有の送電会社である国家電網公司の宜昌支社の協力で設立された同省初の集中型急速充電ステーションの運営が始まりました。充電1回に要する時間はガソリンスタンドの給油とほぼ同じのわずか10分です。
この充電ステーションは宜昌市の中心部のシノペック王家河ガソリンスタンドに設置されました。コネクター2件を備えた180キロワット直流充電機が3基、80キロワットの直流充電機が1基設けられており、電気自動車(EV)7台が同時に急速充電することができます。同ステーションの建設は湖北省初の180キロワット級の急速充電プロジェクトであり、従来の充電スポットでは30分を要していた充電時間を、3分の1のわずか10分にまで短縮しました。
シノペック宜昌支社はこのところ、新エネルギー関連の配備作業を次々に進めており、ガソリンスタンドでの充電プロジェクトを11件終えたとのことです。(殷、鈴木)