北京
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希少難治性小児てんかんの治療薬であるクロバザムの中国版がこのほど、1箱(28錠)84元(約1721円)という世界最低価格で販売が開始されました。日本の類似薬1錠250mgの販売価格は507.1円です。
中国製てんかん治療薬、世界最低価格で販売開始
クロバザムはてんかんの補助治療において重要な役割を占めています。しかし一定の依存性があることから、中国ではこれまで市販が認められず、患者は治療に苦労していました。
ある調査によりますと、てんかん患者の異状死または早死のリスクは健常者の3倍です。てんかんは世界的な疾病負担の5位で、中国にはてんかん患者が約900万人います。中国は人口が多いため希少疾病の発病大国で、希少疾病患者数は2000万人を超えています。クロバザムの販売実現は、他の希少疾病の投薬問題の解決に可能性を与えています。(殷、柳川)