陣営の対立は世界を袋小路に追い込むだけ=外交部

2022-10-20 14:01:02  CRI

 外交部の中国共産党委員会委員でもある馬朝旭副部長は20日、中国共産党第20回全国代表大会プレスセンターで行われた記者会見で、「分断された世界は誰の利益にもならず、陣営の対立は世界を袋小路に追い込むだけだ」と指摘しました。

 馬副部長は中国の外交政策目標を紹介した際に、「中国の外交政策の趣旨と目標は非常に明確で、世界の平和を守り、共同の発展を促し、人類運命共同体の構築を推進することだ。中国は実際の行動をもって人類運命共同体の構築を推進する。『一帯一路』共同建設の重要なイニシアティブはすでに、国際公共財、そして国際協力のプラットフォームとして大いに歓迎されている。グローバル発展イニシアティブとグローバル安全保障イニシアティブは世界平和を守り、共同発展を促進するために新たな原動力を注ぎ込んだ。中国は国連を中核とする国際体系や国際法を基礎とする国際秩序、国連憲章の趣旨と原則を基礎とする国際関係の基本準則を断固として守り、グローバルガバナンスがより公正で合理的な方向に発展するよう推し進める」と述べました。

 馬副部長はまた、「現在、世界には歴史の流れに逆らって動き、冷戦思考やゼロサムゲームに執着して、小さなサークルの形成に熱中し、『新冷戦』の考え方を基にイデオロギーで線を引き、陣営の対抗をあおり、覇権・横暴・いじめを大々的に行っている一部の勢力が確かに存在する。これは世界秩序に対する最大の脅威だ」と指摘しました。(RYU、鈴木)

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