四川盆地で3878億立方メートルのシェールガス資源を発見

2022-10-19 16:18:22  CRI

 中国石油化工集団(シノペック)西南石油局は18日までに、四川盆地でのシェールガス探査で地質資源量が3878億立方メートル、シェール層区間全体の資源量が1兆立方メートルを超えることを初めて評価・確認しました。この成果は、カンブリア紀筇竹寺地層のシェールガス探査における重大な進展です。

 四川盆地には主に竜馬渓とカンブリア紀筇竹寺の2つの主たる海相シェール層があり、後者は将来性に最も富む海相シェールガス探査目標であるとみられています。

 中国石油化工集団西南石油局は過去10年間にわたり石油やガスの探査開発に力を入れ、世界初の7000メートル超の超深層高硫黄含有生物由来サンゴ礁による大ガス田の「元壩ガス田」での生産を実現し、さらに中国初の深層シェールガス田「威栄シェールガス田」などを確認しました。天然ガスの生産量は累計529億5000万立方メートルに達したとのことです。(雲、鈴木)

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