中国・EU協力の強じん性と潜在力に期待=外交部

2022-10-12 19:18:20  CRI

 ショルツ独首相はこのほど、「デカップリング」は完全に間違った道であり、ドイツは中国を含む多くの国と貿易を展開する必要があると述べ、グローバリゼーションを支持する姿勢を明確に示したと報じられています。

 また、欧州委員会のドムブロフスキス執行副委員長(通商担当)も、欧州連合(EU)企業にとって、中国とのデカップリングは選択肢ではないとして、EUは実務的な態度で中国と関わり続けるべきだとの考えを示しました。

 これらの動きを受け、外交部の毛寧報道官は12日北京での定例記者会見で、「中国もまたグローバリゼーションを支持し、デカップリングに反対している。世界経済が低迷する中、開放と協力を堅持し、経済貿易の連携を強化することは、中国とEU双方に利益をもたらすだけでなく、世界経済の回復にもプラスとなる。中国とEUは互いに重要な経済貿易パートナーであり、協力は双方に互恵とウィンウィンをもたらしている。昨年、中国とEUの貿易額は初めて8000億ドルを突破し、双方向の投資規模は累計で2700億ドルを超えた。今年1-8月期の中国・EU貿易総額は前年同期比8.8%増の5752.2億ドルで、EUの対中投資は前年比121.5%増の74.5億ドルとなっている。中国・EU間の経済貿易投資協力は、双方の発展に積極的な力を提供している」と述べました。

 毛報道官はまた、「中国側はEU側と共に、さまざまな分野での協力がより大きな発展を遂げ、双方の人々により多くの実利をもたらすことを願っている」と強調しました。(Yan、MN)

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