二国解決案に基づくイスラエルとパレスチナの和平交渉再開の推進を=外交部

2022-09-29 18:29:49  CRI

 東エルサレム地区でイスラエルとパレスチナの衝突が繰り返され、緊張が高まっているとの報道について、外交部の汪文斌報道官は29日、北京で行われた定例記者会見で、「国際社会はイスラエルとパレスチナが二国解決案に基づいて和平交渉を早期に再開するよう働きかけるべきだ」と述べました。 

 汪報道官は、「中国は、このほどのエルサレムの緊張の高まりに深い懸念を表明し、エルサレムの歴史的現状を一方的に変更するいかなる行為にも反対する。各方面、とりわけイスラエルに冷静と自制を保ち、情勢の暴走を防ぐよう呼びかける」と指摘しました。

 汪報道官はさらに、「イスラエルとパレスチナの衝突が繰り返されているが、根本的な原因は二国解決案が実行されていないことにある。国際社会は緊迫を強く感じ、イスラエルとパレスチナが二国解決案を踏まえて和平交渉を早急に再開し、イスラエルとパレスチナの平和共存を早期に実現するよう推進すべきだ」との考えを示しました。(RYU、鈴木)

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