米英などは植民地主義の歴史の原罪を反省せよ=外交部

2022-09-29 21:09:16  CRI

 中国駐国連ジュネーブ事務局・スイス国際機関代表部の李松副代表は28日、人権理事会第51回会議の一環として開催された「植民地主義の遺産が人権に与える悪影響」というパネルディスカッションで発言し、米英などの西側諸国は植民地主義の歴史の原罪を反省し、過ちを改める行動を取るよう促しました。

 李副代表は、「植民地主義は米英など西側諸国の歴史における原罪だ。世界の人権史における最も暗黒な時期であり、人類文明史に癒えない傷跡を残した」と指摘しました。その上で、「人類はすでに21世紀に入ったが、植民地主義が残した問題は依然として広範に存在し、その害毒は長く続いている。関連諸国は歴史を反省し、過ちを正さなければならない」と述べました。

 李副代表はさらに、「かつて植民地だった国家が自主的に選んだ人権発展の道を尊重せねばならない。関係国が人権問題にかこつけて他国の内政に干渉したり、人権問題を政治化、道具化せぬよう求める」と訴えました。

 李副代表はまた、「人権理事会第48回会議で中国が提出した『植民地主義が残した問題が人権に与える負の影響』決議案が採択されたことで、人権理事会はこの問題に注目し、討論するプロセスをスタートさせた。中国は人権理事会が引き続きこの問題に注目し、植民地主義が残した問題を着実に解決し、国際人権事業の発展を促進するためにより大きな役割を果たすよう呼びかける」と述べました。(Yan、鈴木)

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