グローバル開発イニシアチブへのより多くのパートナーの参加を歓迎=外交部

2022-09-21 21:15:47  CRI

 外交部の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、「グローバル開発イニシアチブは開放・包摂のパートナー精神を掲げている。中国側は先進国を含むパートナーがイニシアチブ協力に参加し、力を合わせてグローバル発展事業を新たな段階に引き上げ、すべての持続可能な開発目標を予定通りに実現するために、最も広範な力を結集することを歓迎する」と表明しました。

 報道によると、米国シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)はこのほど、「新たなグローバル開発イニシアチブ」と題するオンラインシンポジウムを開催しました。この中で専門家は、「グローバル開発イニシアチブは、国連の持続可能な開発のための2030アジェンダの実施の加速を出発点として、各方面が開発の力を結集し、開発資源の利用効率を高める助けとなり、発展途上国が自らの発展戦略との調和を図ることに貢献する。西側諸国はこれを全面否定するのではなく、中国との意思疎通を強化して、グローバル開発イニシアチブが真に機能するよう協力するべきだ」と強調しました。

 これについて、汪報道官は、「グローバル開発イニシアチブを支持する国と国際機関は現在100以上に達し、国連の枠組み内で設立された『イニシアチブの友グループ』は60以上のメンバー国にまで拡大している。中国は各方面と共に、グローバル開発ハイレベル対話の32項目の実務的措置を積極的に実践し、早期に多くの成果を上げている。貧困削減のための国際民間協力ネットワークには、すでに17の国と地域の関連機関が加入し、40近くの国と地域の150の機関が共同で世界職業技術教育発展連盟の設立準備を進めている。また、中国-太平洋島嶼国気候変動対応協力センターが設置され、1000以上の能力建設プロジェクトにより、発展途上国の延べ4万人余りにトレーニングの機会が提供された」と述べました。(ミン・イヒョウ、MN)

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