栗戦書委員長、中韓国交樹立30周年で韓国を公式訪問

2022-09-18 16:18:23  CRI

 韓国の金振杓(キム・ジンピョ)国会議長の招きに応じて、全国人民代表大会常務委員会の栗戦書委員長は15日から17日にかけて韓国を公式訪問し、ソウルで韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と金振杓(キム・ジンピョ)国会議長と会談しました。

 栗委員長はユン大統領との会談で、「今年は中韓国交樹立30周年にあたる。中国は一貫して韓国との関係を重要な位置に据えている。経済貿易協力は両国関係の核心的な内容である。双方は協力を一層深め、発展戦略のマッチングを強化し、中韓自由貿易協定(FTA)の第2段階交渉を早期に完了させ、産業チェーン・サプライチェーンの安全と安定を確保し、規則に基づく自由貿易システムをともに擁護すべきだ。国民の友好感情は両国関係発展の基礎である。双方の人文、メディア、シンクタンクなどの分野における交流をさらに強化し、両国人民の相互理解と友情を増進しなければならない。敏感な問題を善処することは中韓関係の健全で安定した発展を確保する上で極めて重要だ。われわれは韓国とともに、地域と世界的な重大議題について意思疎通と協力を強化し、地域と世界の平和と安定、発展と進歩の促進のために共に貢献していきたい」と述べました。

 これに対し、ユン大統領は、「国交樹立以来、両国関係は長足の進歩を遂げ、経済貿易、人文などの分野で著しい交流・協力の成果を収めた。双方がハイレベル・各レベルの対話・意思疎通を強化し、互恵ウィンウィンを堅持し、共通の利益を拡大して、両国関係が確かな成果を収めるよう推進することを願っている。また、両国国民、特に若い世代の友好的感情を増進し、人文・スポーツ交流を密にして、国際・地域問題で緊密に協力を展開し、両国関係が今後30年間でより大きな発展を遂げるよう推進することを望む」と応えました。(怡康、星)

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