習主席、トルコのエルドアン大統領と会談

2022-09-16 16:57:07  CRI

 ウズベキスタンを訪問中の習近平国家主席は現地時間16日午前、同国サマルカンド市内でトルコのエルドアン大統領と会談しました。

 習主席は「両国の実務協力は近年、安定して進展している。新型コロナ感染症対策での協力は著しい成果をあげてきた」と、両国関係の良好な勢いが保たれていることを強調しました。習主席はその上で「両国はいずれも発展途上国であり新興市場国でもある。自らの権益の保護や、発展と振興の追求、国際社会における正しい道と正義の維持の面で、共通する利益を多く持っている」と指摘しました。

 習主席はまた、「両国の戦略的協力関係の政治の基盤を強固なものにする」や「質の高い『一帯一路』の共同構築を促し、より実り豊かなものにする」などを通じて、「国際産業チェーンや食糧、エネルギー安全に貢献していく」ことを強調しました。さらに、両国が真の多国間主義を提唱し、国際社会における公平と正義を維持することの必要性を訴えました。

 エルドアン大統領は、「中国とともに、両国政府間協力委員会などのメカニズムを活用して、二国間貿易や投資などにおける協力がより多くの成果を上げるよう取り組んでいきたい」と、トルコの姿勢を示した上で、「トルコの『中間回廊計画』は『一帯一路』イニシアチブと符合しており、両国の発展戦略の連結を迅速に推し進めていくことを望んでいる。一つの中国の原則を引き続き、揺らぐことなく堅持していく」と述べしました。(朱、鈴木)

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