四川省地震の被災地で小中学校が授業再開 生産と生活が徐々に回復

2022-09-16 11:54:37  CRI

 中国南西部に位置する四川省瀘定県で発生したマグニチュード6.8の地震後、現地では既に一時的な住民移転と復旧・再建の段階に入り、被災地の生産と生活は徐々に回復しています。

 建設中の瀘定・石棉高速道路は震源地付近の1区間を除き、工事を再開しました。雅安市石棉県王崗坪郷と新民郷を結ぶ道路は地震発生時に大規模な崩落が起きたため、武装警察の将兵がパワーショベルを使って、45度近い斜面で復旧作業を急いでいます。

 得妥鎮と磨西鎮では臨時の仮設住宅が相次いで建設されています。

 地震発生後、中央政府と四川省政府はさまざまな救援物資11万件を運び、125カ所の避難所を設けて1万7000人を収容し、186トンの生活必需品を調達したということです。

 現地の小中学校では授業再開が整然と進められています。14日の時点で、被災地では既に55の小中学校が授業を再開し、3万7000人以上の生徒が授業を受けています。そのうち、瀘定県では31の小中学校、幼稚園、専門学校が授業を再開し、1万7104人が授業を受けています。(殷、坂下)

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