中国初の自動運転遊覧船、南京・玄武湖に登場

2022-09-16 16:49:13  CRI

 中国初の自動運転遊覧船が中国東部・江蘇省南京市の玄武湖に登場しました。

 自動運転にはL0-L5の6つのレベルがあり、この遊覧船はL4で、8-10人の乗客を収容できます。周囲の環境を感知するには、ミリ波レーダー6台、自動車用ワイドダイナミックレンジ(WDR)カメラ5台、レーザーレーダー1台などが搭載されています。ほとんどの場面で無人運転、自動運航が可能です。

 湖上で障害物に遭遇すると、「レーザーレーダー+視覚センサー」の方式で、障害物を正確に識別し、また手動・遠隔操作・自動の3種類の操作モードを備え、乗客の安全を保障します。

 湖の遊覧は約40分間で、運航はスムーズで、船のパノラマルーフから鶏鳴寺や紫峰大厦(紫峰タワー)など南京市のランドマークを眺められます。(ヒガシ、田口)

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