北京
PM2.577
23/19
中国国家航天局によりますと、中国の月探査プロジェクトが新たな進展を遂げたことが明らかになりました。月探査・宇宙工学センターの劉継忠主任は中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材を受け、「第4期月探査プロジェクトのミッションはすでに国の承認を得ており、順調に進んでいる」と述べました。
第4期月探査プロジェクトには、月探査機「嫦娥6号」、「嫦娥7号」、「嫦娥8号」のミッションが含まれ、今後10年以内に順次実施される予定です。このうち「嫦娥6号」は「嫦娥5号」のバックアップ機で、サンプルリターン機能を備えており、月の裏側に向かい、ミッションを遂行します。
劉主任は「これらのミッションの目的は、月科学研究ステーション建設の基礎を築くことだ」と明らかにしました。(ヒガシ・MI)