消防レスキューの訓練、中学校の新カリキュラムに・計4単位=上海市

2022-09-09 12:41:32  CRI

  中国東部の沿海部に位置する上海市では、今月始まった新学期から消防救援訓練が中学1年生の必修科目となりました。生徒の総合素質評価に盛り込まれ、単位数は計4単位です。

  全市の176カ所の消防署は訓練基地として、生徒の「校外教室」となります。合計4コマの消防救援訓練には、電気製品の火災模擬実験、煙体験、ロープによる自力脱出、車両をこじ開けての脱出、地震発生時の避難、台所や住宅でよく見られる火災の救助体験などが含まれます。また、消防救助部門の応急消防訓練は中学生の実技訓練と連携し、生徒が消防救助の知識や安全な自助技能を身につけることを目指しています。(hj、野谷)

消防救援訓練に参加する上海市徐匯区の中学生

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