習近平氏と恩師の物語

2022-09-09 16:16:36  CRI

 「私が教わった先生は大勢いる。今も先生方の様子を覚えている。先生は私に知識を教え、人生の真理を教えてくださった。ためになったことは数えきれない」と、中国の最高指導者の習近平氏は教師の恩を振り返り、このように述べたことがあります。

 9月10日は中国の38回目の「教師の日」です。この日を前に、習近平氏と恩師の物語を改めて振り返ってみましょう。

 国語の陳秋影先生は1965年9月に、中学一年の新入生を迎えました。その中の一人は、当時12歳の習近平氏でした。クラスの中ではやや年下の方で、性格は穏やかで思いやりがありました。さらに勤勉で考え深い習近平氏は、陳先生に深い印象を残しました。

 1999年に定年退職した陳先生は10万字以上の童話集を出版しました。陳先生はその著作を、当時は中国共産党福建省委員会の副書記で省長代理を務めていた習近平氏に贈りました。するとしばらくして、習近平氏からの返信が届きました。

 また、6年前の2016年9月9日、翌日には教師の日を控えていたこの日、すでに中国の最高指導者になっていた習近平氏は母校の北京八一学校を訪問し、先生と生徒をねぎらいました。さらに、陳先生ら、かつて習近平氏を教えた先生方数人と再会しました。数十年経ったにもかかわらず、教師と生徒の感情は少しも変わっていませんでした。

 陳仲韓先生はかつて、習近平氏のクラスの副担任でした。陳先生は2016年に再会した時に、国をよりよく治めて、各分野でより大きな発展が遂げられるよう、習主席に期待を示しました。習主席は陳先生に「期待していただきありがとうございます。心に刻みます」と返答しました。(Mou、鈴木)

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