四川瀘定地震後、献血に100メートルの長蛇の列

2022-09-09 11:18:09  CRI

 9月5日、中国南西部に位置する四川省甘孜(カンゼ)チベット自治州瀘定県でマグニチュード6.8の地震が発生し、負傷者は続々と現地の病院に運ばれて救助されています。現地の血液センターではAB型とB型の2種類の血液の備蓄が急速に減少しています。甘孜チベット自治州血液センターは治療の現場で必要な血液を確保するために社会に向けて無償献血を呼びかけ、多くの市民が直ちにそれに応えて、血液センターの外には100メートル以上の長蛇の列ができました。市民が献血した血液は9月6日の1日だけで累計3万6000ミリリットルに達しました。

 献血に訪れた大勢の市民の熱意が強いため、採集した血液をできるだけ早く治療現場に投入して血液の浪費を避けるため、甘孜チベット自治州血液センターでは感謝状を出して、血液センターはすでに地震負傷者の治療に十分な量の血液を確保していることを示し、無償献血を一時見合わせると発表しました。(Mou、坂下)

甘孜チベット自治州血液センターの外に長蛇の列を作る、献血に駆けつけた市民たち

 

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