2022年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)が8月31日夜に北京で開幕し、9月5日まで開催されます。今年のCIFTISにはイギリス、ドイツ、オーストラリア、イタリア、日本、韓国、ノルウェーなどを含む71の国と国際機関が出展しています。
JETROの展示ブース
JETROの展示ブース
日本貿易振興機構(JETRO)は越境電子商取引(越境EC)に携わる6社を集めて出展し、234平方メートルの展示ブース(日本パビリオン)を設けて、化粧品、食品、お酒(日本酒とワイン)、ベビー用品など、計412点の日用品、商品を展示しています。
取材を受けるJETRO北京代表処の唐澤和之副部長
1日、バイヤーなど多数の来場者が、CIFTIS会場に駆けつけました。JETRO北京代表処対外業務部の唐澤和之副部長は会場で、記者のインタビューに対して、「近年、中国の消費者はニーズが多様化しているし、求める品質も高くなっている。中国の消費市場がますます大きくなることを期待している。中国国産の商品のレベルが上がっているし、日本側も商品の質を高めていかなければならない」と語りました。
また、「中国の消費者はより新しい商品を求める傾向が強くなっているが、日本企業にはこのニーズに応えようとする意欲がある。今後、JETROは中国での知名度が低い商品を開発する日本の中小メーカーの中国でのプロモーションを引き続き支援していく」と語りました。(取材:任春生、雲 チェッカー:坂下 )