北京
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山東省青島市内で24日から26日までの日程で開催されている中国航空科学技術大会で、一連の新規航空装備と技術開発成果が発表されました。
航空機設計、スマート製造など鍵となる産業チェーンに関しては、55の成果が披露されました。うち中国の航空機製造大手である中国商用飛行機(COMAC)と上海交通大学の主導で開発された「大型飛行機着氷予測と高効率防氷設計・検証技術」は、大型飛行機では着氷防止と除去のコストが高く、予測しにくいといった問題を解決しました。
発表された研究成果のうち、中国では航空機エンジンのタービン技術や大型航空機用の複合材料の構造改良設計など10以上の先端的な成果がすでに実用化されています。大学や研究機関のほか、国有企業、民間企業も研究開発に参加しているとのことです。(鵬、鈴木)