リハビリのレベル引き上げ、障害者の生活の質の改善に尽力=中国

2022-08-25 15:20:25  CRI

 8月25日は中国の「全国障害予防デー」です。統計によれば、中国では毎年200万人以上の障害者が新たに発生しています。リハビリテーションは障害を予防・軽減し、障害者の生活の質を高める重要な手段です。山西省や北京市などでは、政府部門が全方位的に障害者のリハビリの保障水準を引き上げ、障害者の生活の質の改善に努めています。

 山西省ではリハビリ訓練、手術、補助器具の適合性向上などの救護サービスを受けた障害児が4万5000人に達しました。省内の児童リハビリ指定施設は186カ所で、毎年2500万元余りの特別予算を投入しています。次の段階として、これまで0〜6歳だった省内の児童のリハビリの対象年齢が0〜15歳に拡大され、より多くの障害児が効果的なリハビリ訓練を受けられるようになります。

 病気の児童の健康回復は一刻の猶予も許されませんが、成年障害者の回復も同様に重要です。北京市海淀区のコミュニティーでは月曜日から金曜日まで毎日、数十人の精神障害者が無料でリハビリサービスを受けています。

 北京市のコミュニティー衛生サービスセンターでは現在までに、リハビリテーション医療室設置率が56.8%に達しました。また公立医療機関19カ所がリハビリテーション施設に変更されました。三級総合病院のリハビリテーション医学科設置率は95%に達しています。(非、鈴木)

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