7月の中国都市部の失業率、5.4%まで低下

2022-08-22 15:54:54  CRI

 中国国家統計局が発表したデータによりますと、1~7月の全国都市部の新規就業者数は783万人で、7月の全国都市部調査失業率は5.4%となり、前月より0.1ポイント下がりました。

 全国都市部失業率は4月には6.1%まで上昇しましたが、効果的かつ統一的な感染症対策と経済社会の発展が引き続き功を奏し、5月以降、雇用情勢は全体的に改善しています。全国都市部失業率は連続して改善され、7月は5.4%まで低下したとのことです。

 7月はインフラ建設と商業物流などの業界の回復に伴って25~59歳の成人の失業率は前月比0.2%改善されて4.3%となり、既に前年同期の水準に近づいています。

 ただ、7月は卒業シーズンに当たり、大量の新卒者が就職活動を行ったことで若者の失業率を押し上げました。企業は感染症の影響で生産や経営の困難に直面して雇用吸収力がやや低下しており、特に若者の雇用割合が比較的高い第3次産業の回復が遅れているため、若者の雇用がダメージを受けました。7月の16~24歳の都市部青年失業率は19.9%で、前月比0.6%上昇したとのことです。(雲、坂下)

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