王外交部長、チリのウレホラ外相と電話会談

2022-08-17 11:46:32  CRI

 王毅国務委員兼外交部長は16日、要請に応じてチリのアントニア・ウレホラ外相と電話会談を行いました。王外交部長は「中国側は、チリが対中関係の発展を外交における優先方向と最重要課題としていることを称賛する。チリと共に、両国関係の開拓性と安定性の優位性を発揮し、両国の全面的戦略パートナーシップを絶えず新たな段階に押し上げていきたい」と表明しました。 

 双方は、ハイレベルの往来を維持し、質の高い「一帯一路」を共同で建設し、グリーンシルクロード、デジタルシルクロード、健康シルクロード共同建設のベンチマークを構築し、サービス貿易、デジタル経済、スマートシティー、第5世代移動通信システム(5G)、クリーンエネルギー協力の新たな空間を開拓し、世界貿易機関(WTO)を核心とする多国間貿易体制を共同で守り、それぞれの企業が相手国に投資して事業を興すために良好なビジネス環境を提供していくとの考えを示しました。  

 双方は、新型コロナとの闘いで協力を引き続き強化し、ワクチンの共同生産と医薬品の研究開発を展開していくことで一致しました。ウレホラ外相は、中国がチリにワクチンを提供してチリのワクチン現地生産の加速を支援したことを高く評価しました。 

 双方は、新たな人権対話をオンライン形式で開催する予定で、王外交部長は「中国側は、平等と相互尊重を基礎に各国と人権対話と協力を展開し、チリと共に国際人権事業の健全で安定した発展を推進していきたい」と述べました。(雲、柳川) 

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